こんにちは。ビデオリサーチのムラマツです。
私はIT未経験で4月に入社した新入社員です。入社時点では、「AWS」という言葉も知りませんでした。そんな中、先日AWSが主催する初学者向けイベント「AWS JumpStart 2026」に参加しました。
IT未経験の方の中には、「入社後、IT部署で本当についていけるのかな」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、IT未経験の新入社員が、入社から2か月ほど経ったタイミングでAWS JumpStartに参加して感じたことをお伝えします。
IT未経験で進路を考えている新卒や第二新卒の方にとって、IT部署で働き始めるイメージを少しでも持つきっかけになれば幸いです。
1. AWS JumpStartについて
AWS JumpStartは、新卒を含むAWS初学者のエンジニアを対象とした、クラウドネイティブなテックリード人材を育成するための第一歩となる実践的な研修プログラムです。 事前学習用の動画コンテンツと2日間の集中的なオンラインワークショップを通して、AWSへの理解を深めることを目的として実施されました。今回の研修では、アーキテクチャ図を作成できるようになることがゴールとして掲げられていました。
2. 受講前の私のスペック
研修を受ける直前のAWSに関する知識は、「AWSがAmazonのクラウドサービスである」ことを知っている程度でした。 普段の会議でもS3やEC2という言葉を耳にすることはありましたが、それらがAWSのサービスであることも理解できていませんでした。そのため、それぞれがどのような役割を持つものなのかも分からない状態でした。
3. 研修の概要
今回はライブ配信形式の研修で、Zoomを通じて参加しました。AWSの方による講義に加え、ハンズオン形式で実際にAWSのコンソール画面を操作しながら学びました。
初対面のグループメンバーと協力しながら進める場面も多く、実際に手を動かしながら学べたことで、AWSをより身近に感じられました。
研修の流れとして、 1日目はアーキテクチャ図を作成する際のポイントについての講義とハンズオンを実施しました。Zoomのブレイクアウトルームで5人グループに分かれ、VPCやEC2などのサービスを構築・削除する作業を行いました。
2日目は復習のクイズの後、条件に沿ってアーキテクチャ図を作成する課題に取り組みました。
3-1. そもそもアーキテクチャとは
アーキテクチャとは、英語で「建築」や「構造」を意味し、IT分野ではシステム全体の設計図のようなものを指します。
アーキテクチャ図を書くことは、システムの構造を整理し、誰が見ても分かる形にすることです。設計が不十分だと、不正利用のリスクや不要なコストが発生する可能性もあるため、安全性や冗長性の観点から重要です。
3-2. この研修で学んだ重要なポイント
今回の研修で特に印象に残った点を2つ紹介します。
3-2-1. フェーズや目的によって、目指すべきアーキテクチャは異なる
システムの利用人数や利用期間、用途によって適切な構成は異なります。
例えば、3人しか使わない10日間限定のシステムに高性能で高価な構成を採用すると、コストの無駄になってしまいます。
そのため、アーキテクチャ図作成の前に、システムの規模・期間・目的などの前提条件を整理することが重要です。グループワークでも、要件をしっかり話し合ってから設計に入りました。
3-2-2. AWSのサービスは日々更新されるため、必要に応じて学ぶことが大切
AWSには200を超える多くのサービスがあり、すべてを覚えるのは現実的ではありません。
また、サービスや仕組みは日々変化しています。そのため、必要に応じて調べながら理解していくことが重要だと学びました。
研修後には、S3やEC2、Auroraなど主要サービスの概要を理解できるようになり、「どんな場面で使うのか」を意識して学ぶことの大切さを実感しました。
4. 実際に受けてみた感想
研修前は専門用語についていけるか不安でしたが、グループワークやクイズなどもあり、楽しく学ぶことができました。
事前学習と研修を通して、VPCやIPアドレスといった基礎知識に加え、AWSサービスの役割も理解できるようになりました。
アーキテクチャ図についても、最初は理解できませんでしたが、研修後にはその構成の意図をある程度読み取れるようになりました。
一方で、ゼロから図を作成する課題は難しく、どこから手をつけるべきか迷う場面もありました。
しかし、グループメンバーやAWSの方、チャットボットを通じて質問しながら進めることができ、理解を深めることができました。
難しさを感じつつも、「基礎からもっと学びたい」という意欲が高まりました。
5. 最後に
このような学びの機会を提供してくださったAWSの皆さまに感謝いたします。
この記事が、IT未経験で不安を感じている方や、IT部門に興味を持っている方にとって参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。